会社沿革
昭和39年 2月 | 中央リネンサプライ株式会社設立 資本金3,000万円 |
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4月 | 大阪支店新設 |
4月 | 営業開始:東海道・九州寝台特急、東海道寝台急行の寝台車リネン類の洗濯を受注 |
9月 | 横浜工場稼働開始 |
10月 | 東海道新幹線東京~新大阪開業に伴う、新幹線全列車の座席背もたれリネンサプライ受注 |
昭和41年 3月 | 資本金3000万円を6000万円に増資 |
9月 | 大阪工場稼働開始 |
12月 | 鉄道リネンサプライ協会が発足し正会員に加入 |
昭和43年 7月 | 東海道新幹線グリーン車膝掛け毛布のリネンサプライ受注 |
昭和46年 6月 | 社団法人日本リネンサプライ協会に正会員に入会 |
昭和47年 3月 | 山陽新幹線新大阪~岡山開業に伴い岡山事業所を新設 |
昭和49年 5月 | 子会社の株式会社中央事業社を設立 |
6月 | 資本金6000万円を1億円に増資 |
昭和50年 3月 | 山陽新幹線岡山~博多開業に伴い広島事業所、博多事業所を新設 |
昭和53年 6月 | 小山工場稼働開始 |
昭和57年 1月 | 子会社の山陽リネンサプライ株式会社を設立 |
昭和58年 9月 | 静岡ターミナルホテル(現ホテルアソシア静岡)のリネンサプライ受注 |
昭和60年 10月 | 東海道、山陽新幹線用おしぼりのリネンサプライ受注 |
昭和62年 4月 | 国鉄の分割・民営化で東海旅客鉄道株式会社(JR東海)発足 |
昭和63年 2月 | 資本金1億円を1億5000万円に増資、東海旅客鉄道株式会社に新株式の第三者割当 |
平成3年 12月 | JR東海新幹線運輸営業部の制服(合着・冬服)洗濯受注 |
12月 | 株式会社ジェイダイナー東海所有の当社株式を東海旅客鉄道株式会社へ名義書換 |
平成4年 3月 | 「のぞみ」営業運転開始、新型背もたれカバーを使用 |
平成6年 1月 | 鉄道弘済会所有の当社株式を東海旅客鉄道株式会社へ名義書換 |
平成7年 6月 | 山陽リネンサプライ株式会社をJR西日本に譲渡 |
平成9年 6月 | 株式会社ジェイアール東海ホテルズのホテルアソシア豊橋のリネンサプライ受注 |
平成10年 1月 | ホテルアソシア高山リゾートのリネンサプライ受注 |
平成12年 3月 | 山陽新幹線「ひかりレールスター」の運転開始に伴う色物背もたれカバー・専用毛布の取扱開始 |
4月 | 株式会社ジェイアール東海ホテルズの名古屋マリオットアソシアホテルのリネンサプライ受注 |
平成16年 9月 | 株式会社中央事業社解散 |
平成19年 7月 | 新幹線N700系の営業開始に伴い、新幹線グリーン車専用毛布をスモークブラウン色に変更 |
平成20年 3月 | 株式会社ジェイアール東海ホテルズのホテルアソシア新横浜のリネンサプライ受注 |
平成21年 6月 | ハンドラー(電動輸送運搬車)本格使用開始 |
平成22年 3月 | 市中ホテル撤退(大阪工場) |
9月 | 市中ホテル完全撤退(横浜工場) |
平成23年 3月 | 九州新幹線新大阪乗入に伴うSR編成の背もたれカバー・毛布の取扱開始 |
3月 | 横浜工場閉鎖 |
10月 | 株式会社白洋舎から自己株式取得 |
平成24年 4月 | JR西日本管内の700系E編成、500系V編成の色付背もたれカバーを白色背もたれカバーに変更 |
10月 | 新台車・新コンテナ導入完了 |
平成25年 10月 | 小山工場新事務所棟完成 |
平成26年 2月 | 会社創立50周年 |
平成27年 4月 | 中央リネンサプライ50周年記念館開館 |
令和 4年 3月 | 大阪工場事務所棟完成 |
令和 4年 8月 | 資本金1億5000万円を1億円に減資 |
《 安全への取り組み 》
リスクアセスメントの導入(平成19年)
労働安全衛生法の改正により、平成18年4月からリスクアセスメントの実施が事業者の努力義務となりました。リスクアセスメントとは、職場にあるリスクを見つけ出し、各種リスクを分析・評価し、リスクを減らすための対策を講ずる取り組みです。
当社では、その趣旨に沿い、平成19年4月、小山工場においてリスクアセスメント委員会を発足させました。その後、他職場にもリスクアセスメントを導入し、会社が主体となって労働災害のない明るい職場作りを目指すこととなりました。
リスクアセスメントに取り組むことで、それまで潜んでいた危険の芽を数多く摘み取ることが可能となるとともに、全員が参加することにより、危険に対する従業員全体の感受性が高まりました。危険を予知して安全を先取りするKY活動にリスクアセスメントを連携させることで、より効果的な労働災害防止体制が実現できます。平成22年以来、毎年「KY・リスクアセスメント推進状況報告会」を開催し、各職場の取組みを水平展開することでレベルアップを図っており、そのレベルは年々向上しています。
KY・リスクアセスメント推進状況報告会の様子
KY・リスクアセスメント推進状況報告会の様子
ハンドラーの導入(平成21年)
東京駅の改良工事に伴い、リネン類及び旅客車搭載用品の搬入箇所が変更となりました。これにより東京営業所の倉庫も南部高架下へ移転し、天井の低いホーム下まで背もたれカバー等を運搬することとなりました。
これまでは手押しの台車を使用し、2箇所のリネン倉庫まで運搬していましたが、以前と比べ運搬距離が延びることから、身体的負担軽減のため電動で運搬できる電動輸送運搬車(ハンドラー)の購入が必要となりました。
移転一年前の平成20年5月、荷物用エレベーターや天井の低いホーム下でも走行できるハンドラーの試験走行を開始しました。その試験結果及び従業員からの改善意見をもとに改良したハンドラー6台を配備して、平成21年6月、当社倉庫から各ホーム下の背もたれカバー準備室への搬送業務を開始しました。
東京駅ホーム下で活躍するハンドラー
ハンドラーの諸元
- 奥行
- 1,780mm
- 高さ
- 1,340mm
- 重量
- 320kg
- 旋回半径
- 1,560mm
- 速度
- 4.5〜5.0km/h
労働災害防止キャラクター誕生(平成24年)
平成24年7月、労働災害防止運動を職場にわかりやすく展開するため、「労働災害防止キャラクター」のデザインを公表し、その愛称を募集しました。258件の応募があり、このキャラクターが皆の行動をしっかり見ている、恥ずかしくない仕事をしようという願いを込めて、愛称を「安全みはる」に決定しました。
現在さまざまな「安全みはる」が、日々の各職場の安全を見守っています。
イラストの一例
職場での使用例
背もたれカバー運搬用台車・コンテナの総取り替え(平成24年)
背もたれカバー運搬用台車については、昭和39年の会社発足以来、修繕を繰り返して使用してきたため、老朽化も著しいものでした。また、背もたれカバーを満載した時の台車の総重量は約270kg あり、運搬する従業員にも大きな負担となっていました。コンテナも鉄製であるため、空の状態でも3.5kg もありました。
平成24年7月、老朽化対応・軽量化を念頭に、台車及びコンテナを一斉に取り替えることを決定しました。試作品の作製にあたっては広く職場の意見を反映し、新台車及び新コンテナ(青色、黄色、水色、緑色の4種類) を完成させました。試行を行った後、順次納入し、同年10月に総取り替えを完了しました。
新台車は8kg 減、コンテナは1.2kg 減となり、背もたれカバーを満載した時の台車の総重量は33kg 減と大きく軽減しました。
これによって積載作業時の腰への負担が軽減されただけでなく、コンテナの色によって中身を見分けることができ、効率が良くなったとの評価を受けています。
旧台車・コンテナ(左)と新台車・コンテナ(右)
新コンテナの搬入作業
旧コンテナ 3.5kg/ 個
新コンテナ 2.3kg/ 個
《 創立50周年プロジェクト(平成25年) 》
創立50周年(平成26年2月)を迎えるにあたり、これを一つの節目として各種施策を展開すべく、平成25年6月に「50周年プロジェクト」を発足させました。
プロジェクトは、①使命を果たす基盤づくり、②働きやすい職場環境づくり、③収益の確保、④歴史の記録の4つを柱とし、社長が統括主査、企画部が事務局となり、22のプロジェクトで構成されました。
50周年プロジェクト
- 経営理念・行動規範・行動指針改訂
- 安全綱領制定
- 教育及び自己啓発
- 社史プロジェクト 等
50周年プロジェクトのロゴマーク